食事

ランチは誰と食べますか?気分転換はもちろん、職場フォローのチャンスだったりします➁

前回のブログで、ランチは

 

 

外来や健診などのスタッフだけで食べる場合、その現場の雰囲気が一番出る時間になります。

ランチはエネルギーを補給すると共に、ケアや見せる姿に使える角度はないかな?とその時のプランによって、意味を持たせられる視点を探していました。案外といろいろあるでしょ、無防備な姿っていいツールなんですよ。

このブログ、後々の手間を減らしたいのが本題です。

 

 無防備な姿、そう多少は緊張していても、仕事中の緊張感とは違う場所です。

 

 アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー(19081970)考案した「マズローの欲求五段階説」「自己実現理論」とも言われるものがあります。看護師は、こういうツールや発想を学生の時に教え込まれます。

 

マズローの法則によれば、人間の欲求にはピラミッド状の序列に5段階があります。

そして、下層の欲求が満たされるごとに、1つ上の欲求をもち、求めていくというものです。

 

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。絵だけ見て戻ってきても大丈夫です)

 

その中で最下層はなんですか?

そうです生理的欲求です。食事とか生きていくための最低限の欲求が満たされないと、そもそも気力なんかわかないわ!っていうことですね。

気力がわけば次はどうするのか?

周りから敵来ないかな、安全なところに居たいわ安全の欲求

安全が守られれば次はどうするか?

しゃべる人がほしくなる、一緒に動きたくなる社会的欲求

 

 

そもそも、働くスタッフだということは

 

安全の欲求がベースです。

経済的に安定した環境で過ごしたいと思わないで働きに来る稀有なひともいますが、みんな賃金があって成り立つものです。逆に言うと、賃金が見合わないのであれば不要な縁とも言えます。

そして、仲間ができて社会的欲求

働くうちに出世だったり、自分のスキルを認めてほしいという承認欲求なども出てきます。

 

やっぱり、リンクの絵の通り進んでいくんです。マズローさん、まとめてくれてありがとう!とばかりに、補助輪代わりとしていつも使わせていただいてます。

 

ランチの話に戻りましょう。

 

ランチは考えずとも生理的欲求ですね。 

 

だから、無防備と言ったんです。

ここが満たされないと進めない。腹が減っては戦はできない。飢餓じゃなくともまさにその通りだと証明されているんです。

(飢餓になったほうがトランス状態になってできることもありますが、そんなのは高次特殊スキル過ぎるので、ここでは置いておきます)

 

今の流れであれば、一緒に働くのであれば、その場にいるだけの人よりは、

 

おなかが満たされ「生理的欲求」が満たされるときに、

安全の欲求」を満たせるように居合わせて獲得してしまえばいいのです。

 

誘うことで声をかけるきっかけになるし、一緒になんのご飯を食べるか話すのも楽しく、相手の意見を聞ける。一緒に行かないとなっても、そういうスタンスを邪魔しないよというアピールもできる。

 

パーソナルスペースは人それぞれですから、そこで無理強いしなければパワハラにはならないでしょう。どれを選択したっていいんだよと声をかける先輩がいれば、小さなことだけど質問してみようかという気になるようです。

 

仕事を完璧にやっていると、声はかけ辛い。

だから、あえて隙を作るのも仕事が円滑に勧めるためのスキルだと思っています。たとえ質問してくるのが、数ヶ月先でも、数年先でもいいんです。

 

社会的欲求」を満たせる仲間に段々となっていければいい。 

 

だから、ランチは便利なんです。

 

 一気に3つ目の「社会的欲求」までランクアップさせることができるかもしれない。

もしくは、もともと気難しい人に対しては、パーソナルスペースを守るスタンスをみせることができる、無意識に。 

 

これは、戦略なのです。

 

では、次のブログで具体的な例をあげましょう。