2021啓蟄
今日はしとしと雨が降りますが、季節は冬籠りしてた虫たちが早春の光を感じて、土を啓き(ひらき)這い出てくる時期です。
緊急事態宣言は延長したようですが、確実に季節は巡っているんですね。
私もなんだかドタバタに少し整理がついて、働いているのにどうにも働いている方が休めるような気がするような2月を過ごしました。人生のトップ3に入るほどしんどかったかなぁ。
そして、新しいところにいくのは、いかに自分が周りを育て、私を育て、阿吽の呼吸や協力体制ができていたのかというのを思い知ります。
新しい人間関係というのは、ゼロというよりマイナスなこともあるんだなと土地勘を含めてうんざりし切った3月冒頭といえますかね。
しかし、季節は啓蟄。私も進んでいるものは進んでいるので、くだらないようなことで凹んでいる場合ではないです。土壌を啓いて、這い上がっていかなければ。
「因地養生」という言葉があります。
簡単に言えば、土地や土地の気候に合わせて食を調整していきましょうということです。同じところはどこなのか、違うところはどこなのか?そんなことに気づき朱に交わることもあれば、ならずに維持することもあると思います。
私の中で、患者さんにとっての不利益は不愉快でならないものだから優先順位が変わりませんけど、ニュアンス等はかわることもあるんじゃないかな?と思います。そういうことを悩みながらもがきながらよく進もうとするなと、たまに自分を褒めたくなる時があります。
そういうときに、やはりろくでもない提案をするひともいれば、言ってくれてありがたい素晴らしいなと思うこともあります。
まだ美味しい食事には出会ってないな。
よき二十四節気を作り上げていきたいなと思う昨今です。
戦友という同僚の偉大さに感謝してもしきれないここ数週間です。