自分が駆け出しの頃はどうだったかな?
看護師やって10年越えたあたりから、後輩ばっかになってくるので、厳しさの価値観にズレが生じてくるなと感じてはいました。
職種が違うと尚更のこと。
丁寧であろうと、なかろうと、外しちゃいけないところを外してたら、それはどんな実績があろうと怒られます。
医療のケースであるなら、患者間違いだとか、結果スキャン抜けだとか、報連相もれで所在不明とか。
一般の会社でもディレクターやマネージャー、アシスタントなどそれぞれ役割が分かれているかとは思いますが、医療は法律によって資格を取得した時から決まっています。
ようは、絶対にその資格じゃないとできない領分があるし、他職種がやっちゃいけないことでもあります。努力じゃなんともならない境界線が決まっているのです。
それが代表的なのが
・医師は医師法
・看護師は保助看法(保健師助産師看護師法)
などです。
資格取得前の学生から叩き込まれて、そのスタンスを学びます。
医師が診断せず看護師が診断したらおかしいでしょ?
そういったことです。覆えしたければ、目的の資格を取ればいいだけですけど、ただそれだけといえばとてもわかりやすい領分です。
だから、決めてくださいと言われても断らなきゃいけないこともあるし、やっちゃえと思ってやっちゃいけないことも決まってます。
逆いうと、指示出してよと看護師はわかってても自分じゃ決断しちゃいけないもどかしさがありながら、きちんと指示待ちしてることもあるわけです。
きちんとしてる受付さんの場合だと、経験の長さに問わず、そういうところをわかっていてくれるので、ああ、指示待ちかということをわかって放っておいてくれることもあるんですが…
「何してるんですか?やらないんですか?」
「もう10分経ったから終わりましたよね?」
とか、ズケズケと医師も看護師も関係なく、一体君はどの立場に足を踏み入れて発言をしてるんだね?という状況に陥ることがあります。
いやいや、まともに面と向かって怒るまでもなく呆れるんですが…
・上の先輩から教わらなかったかな?
・教わって理解できなかったかな?
・教える教養のある先輩がいなかったかな?
・教えるスキルのない先輩だったかな?
・知ってても教えたい後輩じゃなかったかな?
と、思わざるをえなくなります。じゃあ、私も教えても無駄かもしれないということで、面と向かわない方法を考えます。
どういうことかというと、レポートです。
それは、また次の記事にします。