めんどくさがり養生:コタツにみかんの余り物。みかんの皮で気巡り調味料
二十四節気 大寒
第七十候 款冬華(ふきのはなさく)
凍てついた地面に蕗の花が咲き始める頃。地面には雪が積もり、強い寒さが襲ってくる時期。
草花は春に向けて着実に動き出しているのを考えると、草花は強いなと感じます。
私は布団からなかなか出れない日々が続いてますからね。
そろそろ年末に溜め込んだみかんも随分と減った頃じゃないでしょうか?
みかんの皮ってついつい捨ててしまうんですが、実はとっても便利なんです。私の冬は作るものが多くて、初冬には柚子ジャム。年越し過ぎて陳皮(チンピ)の作成に勤しみます。
なんだか、難しい名前だし、大変な手間がかかりそうと思いがちですけど、基本は簡単です。
- みかんをたべます。
- 残った皮を刻みます。
- 干します。
- カビないように1回/日混ぜ、また干します。
- 水っけなくなったら吊るして干します。
これだけ。
ハーブティーとかもハードル高そうですけど、実はこの作業をもっと丁寧にとか、中国茶や日本茶は熱を加える方法に種類があってとか味に変化をもたらす工夫があるわけですね。
陳皮も本来はどのみかんというのや、どの土地のがいいとか決まり事はあるそうです。
しかし、ここはお薬を述べる場ではないので、生活に気軽に取り入れていこうというところから、簡単に作って、色んなものに入れて見ちゃいましょう。
お茶はもちろん、お粥や煮込み料理に調味料として入れたりするのも悪くないです。
お菓子だと砂糖漬けしたチョコレートディップしたオレンジピールも有名です。普通に食べれます。
チンピ
五味:辛、苦
五性:温
帰経:脾、肺
気血水:気滞
気の巡りをよくしてイライラを発散し、胃腸の調子を整えようと新陳代謝をフォローします。
■材料(10人分)
みかんの皮 / 5〜10個
ざる / 1つ
ストッキングネット / 1つ
保存瓶 / 1個
乾燥剤 / 1つ
■レシピを考えた人のコメント
冬といえば、コタツにみかん。そんなみかんの皮を捨ててませんか?美味しく食べて、干して、年中お茶にプラスしちゃいましょ。