養生

めんどくさがり養生:冬の免疫フォローアップに紫カリフラワーのスープ

第六十候橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

橘とは柑橘のことで、古くから日本に自生。柑橘の実が黄色く見えてくる頃です。常緑植物に因んで「永遠」を意味するとされました。不老不死の実だといわれていたこともあるようです。

 

柚子湯が楽しい時期ですし、やったよって人も多いんじゃないでしょうか?

私は柚子をお取り寄せ中なので、届き次第また別途記事をアップしようかなぁと思います。季節を感じながらお取り寄せできるのも、楽しみがあって良いなぁと思うところです。
なんか歳とった気もします。楽しいからいっか。

 

今回、街で見かけたのが 紫のカリーフラワー

 

 

普通のカリフラワーは色づかないように葉っぱで隠す作業があるそうなんですが、あえて日に当てるとこんな素敵な紫色になるそうです。

しかも、紫色になるのはアントシアニンの効果。

アントシアニンとはブルーベリーやブドウに多く含まれる成分で、抗酸化作用の働きで、活性酸素の発生などを抑制する効果があるといわれているとか。

なぜ色付けないようにしてたんだ、柔らかさが目的なのかな?ブルーベリーもブドウなどのアントシアニンが好物ですよ、私は。

そして、『腎』に働きかけるので、以前記事で挙げた通り、冬の時期には特に大事だと言いました。

めんどくさがり 養生:疲労回復とアレルギー対策にさといもと舞茸のスープ

 

今回は直接『腎』をフォローしてみたいと思います。

腎は鹹(塩味)を好むですね。あんまり塩味が強くても血圧など気になってしまう方もいらっしゃると思うので、今回は コンソメ1粒 を煮る時からいれて洋風にしました。

茎や葉も小さく切って一緒に煮込んじゃいます。

 

カリーフラワー
五味:甘
五性:平
帰経:肝、脾、
気血水:気虚
腎に働きかけるので、身体が弱い、元気が出ない、

記憶力が落ちたな、めまいがする、老けてきたなと思ったときに。
脾に働きかけるので胃のフォローもします。

ブロッコリーが原型の為、同じものとして扱ってます。

 

 

 

豆乳で割っても、お水で割ってもいいですね。

私が作るときは、ブロッコリー一房、玉ねぎ一つ。飴色たまねぎにして甘みを出して、水は浸るくらい。やわらかくなるまで煮て、砕くだけ。あとはタッパーで保存です。塩や胡椒は、割り方に合わせて調整してください。