めんどくさがり養生:不安な時の冷え症にシナモンコーヒー
台風の雨、滞る水で浮腫んだり、頭痛がでたり、じとじとしてると気持ちもだるくなったり、冷えたりしてませんか?
特に内蔵の役割を5つに分けて【五臓】ここに着目してみます。
五藏は 肝、心、脾、肺、腎
じとじとしてると気分も滅入りますね。そんな時に五臓で見るのはまず。心。
【心 の機能】
血を巡らせるポンプの役割
すべての機能を総括
精神がある場所
大事なところですね。気持ちが滅入ったりしたときにここを助けてあげると少し和らいでくれる場所になります。
具体的にどういうことかというと、喜ぶ と、心は一般的に落ち着きますね。
これは、過度の喜びで血管が弛緩しすぎて血流や循環の機能が落ち、停滞してしまった結果んです。逆に喜びが少なくてもろれつが回らなくなったりします。
中医学の言葉だと
「心は神明(精神活動)をつかさどる」
「心は血脈をつかさどる」
という今お話しした通りの内容を言っているのです。
私はコーヒーが好きです。
ちょっと心がざわついたりするときのホッと一息に、台風のような外的な水滞の時に、少し身体を温めながら浮腫みを取るようにしてあげるのもいいですね。
コーヒー
五味:苦
五性:平
帰経:心、肺
気血水:水滞
心の働きをよくする。
訳もなく不安になったり、心がざわつくとき、記憶力が落ちたり、不満が出る時に。
心身の覚醒や利尿作用もあるので浮腫みにも。
シナモン
五味:甘、辛
五性:熱
帰経:肝、心、脾、腎
気血水:瘀血
冷えによる腹痛や関節痛などの痛みを和らげ、下利、排尿異常などに有効。
おなかをあたためるので、月経痛などのPMSにもよい。
写真はこの間出かけた時のアイスコーヒーです。
浜辺を眺めながらもリラックスできて素敵でした。